自由な解釈

最初の作品と対峙した時、自分の感覚が少し歪んだように思えた。そうしてそこから続く数々に、作者の想いよりも自分の解釈を重ねていく。どれだけ細くあるいはどれだけ小さくとも繊細な輪郭が分かる作品も、対象の本質に迫るが故に抽象的になった作品も、解説から離れれば色々な見方が出来た。

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センチメンタルな旅

10年以上経った今も、2人の生活に触れた出発点である本は私のなかで変わることのない位置にある。いつからか集め続けていた2人の世界。時系列に写真だけが並ぶと、本や写真集などから感じられるものよりもずっと、生身のものとして感じられた。亡くなるその日まで、私のなかには絶えず陽子さんの文章があった。だから、その後の空白が大きく感じられたのだと思う。

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ご褒美シェリー

雨はあがって連日の暑さを感じさせない日暮れ時。過ごしやすい気候は私達が恒例としている散歩の日に合わせてくれたかのようで、だから歩くのにも尚さら弾みがついたのだった。会っていない数ヶ月分のことを改めて話すのではなく、昨日からの続きみたいに日々の思いを話しながら歩いていたら歩数計は過去最高に。その後入ったスペインバルにて、珍しく飲み比べなどしたシェリー酒は沢山歩いたご褒美ということで。

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刺激的な関係

大切にしていることの本質に触れた気がした。こちらの意識をそらせることもさせず、気づけば30分ほどに渡る熱弁の後で。それは語ったことに対しきちんと向き合っている証で、眩しく感じられたのはその部分が私にはまだ足りないことを自覚している証。そうして至らない部分を卑屈に感じるのではなく、自分も頑張ろうと思えた。こんな刺激をもらうだけでなく、私も相手に与えたいと、この友人だから思った。

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唯一無二の世界観

意識しているのは演じている俳優本人なのか、観ている私達なのか。監督自身を連想させるような主役の演技からも、確実にある種の世界観が伝わってくる。全編を通して流れ続けるジャズと、テンポよく進む物語と、間に挟まれるシニカルな表現と…。内容が、というより唯一無二で表現される世界に触れたくて、ここまで観続けてきたような気が今となってはするのだった。

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飲兵衛の街

夕暮れになっても下がらない気温を肌に感じながら、列に並んだ。気になっていた立石にて、まずは関所(と店側は表現)を通過する為に。ガラス扉は開け放たれ頭上を回転するは扇風機、外より更に蒸し暑い店内でも皆グラス片手に上機嫌。気分を害するというより、思わず笑ってしまうくらい突き抜けた個性的な接客に圧倒されながら、焼きたてのもつを頬張りビールを2杯。満席の店内に空席が目立ち、涼しい風を感じられるようになった頃が、2軒目へと向かうタイミング。夜はまだ始まったばかり。

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数回目の新書

開くのは何度目かになる小説の、本質に触れたと感じたのは、でも今回が初めて。今だからこそ響く印象的な文章が幾つもあって、感情移入出来る登場人物が増え、これまでとは全く違う観点から、この作家の表現の豊かさに感じ入る。同じ小説なのに、まるで違うものを読んでいるかのように引き込まれるのはだからだと思う。

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ないはある

空白だからこそ、感じられた存在感。存在している時より、存在していない時の方が、それはずっと大きくなるのだと、空白になってから思った。日々のなかで当たり前のように思っていることこそ、それは大きくその分だけ存在を主張される。今や私にとって、ないことはあることなのだった。

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夏の風物詩

夏の風物詩。球児達の、あるいは全力で応援する人達の熱気が、客観的に観ているこちらにも伝わってくる。どちらのチームがということでもなく、今日はこれまでの蓄積だと思うとそれだけで胸が熱くなる。点差のついた試合で、それでも最後まで分からないと感じながら見ていたのは、選手達の信じる力が伝わってきたからだと思う。そうして勝利チームと甲子園に行けなかったエースの行方が、この試合を見たからこそ見守り応援したいのだった。

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夏の庭

都心なのに広大な緑のおかげで、家を出た時とまるで違う体感温度。 見える景色をそれぞれの表現で言葉にし合い、だから気付くことはいつもよりずっと多かった。 美しく剪定された木々や靴を履いていてさえ感じる芝生の柔らかさを同じように感動して、そんなことが私達の共通項なのだと思う。

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